組合員各位 様
新型コロナ特例の『雇用調整助成金』の最新版・令和2年4月以降申請用のガイドブックと申請書が発表されました。
必要書類・申請書類ともに従来より簡略化されています。
対象者が、雇用保険被保険者以外まで拡大されていたため助成額の計算方法がわからず、
休業手当を平均賃金の何割出せばいいのかがわからない状況でしたが、
被保険者・被保険者以外で助成額の算定方法・申請書式が分かれています。
申請書式は、Excel形式で計算式がはいっているようですので、
必要な数値を入力すれば、申請書が作成できます。
重要なのが、助成額の算出ですが、ざっくり言うと
→雇用保険被保険者・・・「前年度1年間の雇用保険の保険料の算定基礎となる賃金総額」をもとに基準賃金額を算定します
→雇用保険被保険者以外・・「対象期間中支払われた休業手当の総額」をもとに平均休業手当額を算定します。
労働者ひとりごとに計算するのではなく、総額、延べ人数・日数からひとりあたりの基準となる金額を算出していきます。
上記に助成率(中小企業で解雇がなければ9割)を掛けて、助成額が算出されますが、1人あたりの助成額は、上限が8,330円です。
会社としては、まず、休業手当を平均賃金の6割以上のどの割合で支給すればいいのかを助成金算定シートで仮計算し、
休業手当の割合を決定します。
決定したら、労使間での休業協定のを行締結を行う・・・という流れになります。
もう少し、詳細な計算方法・休業協定の内容については、改めてご案内いたします。
取り急ぎ、最新情報をお伝えしました。
200410版_雇用調整助成金申請書類一式(コロナ特例)
令和2年4月10日版_雇用調整助成金ガイドブック(簡易版・R2.4~6月用)